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カワタツブログ

読書、歩く事、音楽など日常身の回りにある物を。

好きな司馬遼太郎の歴史小説を紹介してみる

読書 歴史

寒いですね〜。

年末年始の繁忙期が終わった最近、

暇になって家にいる事が多くなったので、

逆に余計に寒いです。

うちの店だと火をよく使うので少し暑くなるくらいなので。

 

で、前回は司馬遼太郎さん以外の作家さんの歴史小説を紹介しましたが、

 

 

tatsuyakawakami.hatenablog.com

 

 

今度は司馬遼太郎さんのものだけを紹介してみようかと思います。

 

 

 

竜馬がゆく

 

 

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)

 

 

 

言わずと知れた坂本竜馬が主人公の全7巻の小説。

僕が歴史好きである原点は竜馬なんですよね。

竜馬が生まれてから暗殺されるまでの活動を描いた作品です。

全7巻ありますが、こちらも真田太平記同様あっという間に読めます(笑)

千葉道場での生活から土佐脱藩、

勝海舟に弟子入りして、

亀山社中からの海援隊を興して薩摩と長州の間を取り結び、

船中八策後藤象二郎に渡して大政奉還の影の立役者となったり。

竜馬と一緒に旅に出れる作品だと思います。

また読もうかな。

何回でも読めますよ!

 

燃えよ剣

 

 

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

新撰組土方歳三を主人公にした上下巻二冊の小説。

元々「るろうに剣心」の単行本のおまけのページに、

司馬遼太郎の『燃えよ剣』を参考にして書いた」

と書かれている下りがあって、

剣心もすごく好きだったので読んでみたらすごく面白かったんでした。

新撰組は京で浪士達を斬りまくる所が一番華々しい所なんですが、

戊辰戦争で賊軍とされて、

(新撰組会津藩の組織なので、会津松平家親藩、徳川方になる)

鳥羽伏見の戦いで負けてから関東、東北を転戦し、

近藤勇は処刑されて沖田総司は病死する。

辛いんですけど、その転落していく儚さがいいんですよね。

土方歳三も最後五稜郭で落馬して死ぬんですけど、

その直前のシーンがすごく良くて、

泣けるんで是非小説を読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

国盗り物語

 

 

国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫)

国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫)

 

 

 

美濃国(岐阜県)の大名、斎藤道三が土岐家を利用して成り上がり、

マムシ」として大名になるのを描いたのが1・2巻、

そして道三の意思を継いだ織田信長明智光秀の話を書いたのが3・4巻。

 

あまり歴史に詳しくない人は明智光秀って、

「謀反を起こした良くない人」っていう認識を持ってるかもしれないんですが、

この本の明智光秀はかっこいいんですよね。

越前朝倉家や将軍義輝に仕えた後に信長の家臣となるんですが、

「鉄砲の名人」という架空と思われる設定が付けられていて、

(というか「鉄砲が使える」という架空の設定は、

歴史小説では良くあることかもしれませんが…(笑))

 

取り敢えず、信長・光秀より斎藤道三がかっこいいです。

京都で商家の女主人と結婚してその商家を乗っ取るんですが、

(今の時代だったらとんでもない)

そこから美濃に出稼ぎに行ったりしていろいろ探ってたら、

いつの間にか美濃に詳しくなって、

土岐家に出入りする様になって、

いつのまにか土岐家に入っていて、

主人の土岐頼芸(よりあき?よりよし?)を、

自分の思うままに動かせる様になってて、

挙げ句の果てに頼芸から奥さんを奪って追放する。

 

…とかそんな話だった様な…(うろ覚え(笑))

 

 

 

世に棲む日日

 

 

世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)

世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)

 

 

 

1・2巻で吉田松陰、3・4巻で高杉晋作を描いた、

こちらも「国盗り物語」と同じく、継承していく物語です。

長州藩明治維新は「松蔭が始めて高杉がある程度形をつくり、

伊藤博文井上馨が完成させた」と言われています。

取り敢えず諸国を旅して、自分の志のために脱藩までする吉田松蔭と、

自分が戦っている(というか圧倒的に攻められている)最中の軍艦に堂々と乗り込み和平を結ぶ高杉晋作

2人の大胆さは見習いたいものです。

 

義経

 

 

義経〈上〉 (文春文庫)

義経〈上〉 (文春文庫)

 

 

言うまでもなく、みんな大好き源義経の事を書いた作品!

(そうでもない?(笑)) 

義経が京都の鞍馬寺で修行をしてた頃から、

奥州平泉で藤原秀衡の元で修行したり、

弁慶と五条橋で出会ったり、

ひよどり越えも屋島の戦い壇ノ浦の戦いも、

勧進帳の話も、最期の平泉で泰衡に討たれる所も(泣)、

弁慶の立ち往生まで全て通して書いてあります!

戦の天才・源義経(歴史上義経と並ぶのは上杉謙信だけと言われる)の物語を楽しめます!

 

 

 

 

 

 

箱根の坂

 

 

新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫)

新装版 箱根の坂(上) (講談社文庫)

 

 

 

北条早雲の事を書いた上中下巻の小説です。

歴史好きには盲点なとこかもしれませんが、

これが、すごく面白いんですね。

京の伊勢家という礼儀作法の大家みたいな家に生まれた新九郎(早雲)が、

妹の千萱が駿河の今川家に嫁に行くことになって、

それで応仁の乱でバタバタしてる京を抜け出して、

駿河に向かっていくんだっけ…?(またうろ覚え…(笑))

取り敢えず今川家に入った時に千萱の亭主の今川家の当主が討ち死にして、

後継者争いに巻き込まれて、

新九郎は千萱の息子を助けて今川家の当主として育てていく。

今川家の家臣となった大分後に、

相模や伊豆の方の豪族達を倒して、

小田原城を作って、

初めての成り上がりの戦国大名となるんでしたっけ?

後北条氏

そんな成り上がりの人物っていうだけあって、

本当に強くてかっこいい。

司馬さんの作品の中で屈指の名作ですよ!

 

 

 

 

峠 (上巻) (新潮文庫)

峠 (上巻) (新潮文庫)

 

 

 

越後長岡藩の家老の河井継之助のことを書いた小説です。

これも歴史の王道な人物ではないんですが、すごく面白いんです。

上巻の内の継之助は諸国を旅したり(山田方谷を尋ねて備中松山藩にも来た)、

女遊びしたり自由な感じなんですが、

下巻で藩の家老となって藩全体にかなりキツ目の節制を強いて最新の軍備を整え、

北越戦争会津藩桑名藩と組んで政府軍と戦った、という華々しさが良いです。

 

 

 

ここまで、私が好きなものを厳選して紹介してみました。

あと「坂の上の雲」や「翔ぶが如く」なんかもありますが、

これはそれぞれ全8巻、全10巻ですが、

これは「竜馬がゆく」と違って読むのが非常にしんどいです(笑)

坂の上の雲」は初めの方の明治時代の人々の暮らしを描いた所が、

すごく好きなんですが(大河ドラマも面白かった!)、

翔ぶが如く」もそうなんですが戦争の描写がかなりしんどかったです(笑)

日露戦争が日本の歴史で重要な意味を持った戦争だというのは、

わかってるつもりなんですけどね。

(負けてたら日本はロシアの植民地になってた)

関ヶ原」も映画が始まるので触れようかと思ってましたが、

いや、やっぱり最後に触れておこうかな(笑)

 

 

関ヶ原

 

 

関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)

関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

司馬さんって基本的に家康が嫌いなんですが、

そのため石田三成がカッコよく描かれてる感じがあります。 

 最後に三成が斬首されるところまでカッコよく書かれてますね。

映画の「関ヶ原」は僕は見るでしょうか、いや、多分こないだ真田丸でやったところなので、

上映してる時にお金が余ってたりしたら見に行くかもしれません、って位ですかね(笑)

取り敢えず小説「関ヶ原」は石田三成を主人公に敗れた身の辛さを描いた物語で面白いですよ。

 

あと長曾我部元親のことを描いた「夏草の賦」や、

黒田官兵衛のことを描いた「播磨灘物語」、

大村益次郎のことを描いた「花神」、

千葉周作のことを描いた「北斗の人」なんかもありますが、

またの機会に。

 

歴史小説は歴史の教科書とかで読んで人物について、

もっと深く知りたい時に読んでみる事をオススメします!

大抵の人物は面白い生涯を送っています!

 

それでは、読んでくれてありがとうございます!