カワタツブログ

たた見たもの。いろいろなもの。

「この世界の片隅に」は残酷でキツいけど、穏やかな雰囲気と人々の優しさが素敵

 

 

 

 

 

 

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年齢層は高めで、終わった後泣いてる人が多かった

 

少し遅れた感がありましたが、見てきました。

いや〜、事前に聞いてた通り、すごく良かった。

 

映画が終わった後も

泣いてた人がたくさんいた映画って

初めてだったかも。

 

君の名は。」と違って年齢層は高めでしたね。

これも書きましたけど。

 

 

tatsuyakawakami.hatenablog.com

 

舞台は広島に近い海軍の基地がある町・呉

 

すずさんは広島に生まれて、

呉に住む旦那さんと結婚して呉にくるんですが、

呉は海軍の基地があるため、

他の都市より空襲が激しいんですね。

しかも、広島の近くの都市でもありますし、

ほのぼのとした絵なんですが、

環境がすごく残酷というか、過酷で。

(なんで空襲ってやつは、

いや、中東とかで行われてる爆撃とかもそうなんですけど、

何で一般市民をたくさん殺さなければいけないんだろう?

って思いますが)

 

戦争の話は重たいけど、リアルさがあって面白い、と思う

 

戦争が絡んだ話になると、

若い人はやはり敬遠しちゃいますかね?

まあ、僕も20代の頃は敬遠してましたね。

今は逆に興味があるというか。

「好き」ではなくて、

そう言うには時代背景が過酷過ぎる。

僕が昭和の戦争の話に興味があるというのは、

今よりも簡単に(と言ったら怒られますかね…)人が死んで、

そこにリアルがあるからなんですよね。

グロい表現が好きな人って、

そこにリアルを求めてるんじゃないかと思うんですよね。

「人が死なない話にはリアリティがない」

とまでは思いませんが…。

 

 

 

 

 

 

 

絵はかわいいけど、結構キツい

 

ていうのも、「この世界の片隅に」は、

事前に聞いていた話では、

「戦争の時代の割に残酷描写が少ない」

ていう話でしたが、

 

そんなことはなかった

 

です。

前述しましたが舞台が呉、

海軍の基地があった場所で、

しかも広島のすぐ近くの町じゃないですか。

僕としては、軍の拠点でもあったせいか、

空襲の描写が他のものよりリアルで、

なんかすごくキツかったですね…。

しかもネタバレしちゃうんで言えませんが、

一箇所だけすごく辛いシーンがあります。

絵のかわいさの割に覚悟は要りますよ?

 

 

 

 

 

 

のんちゃんの声と戦前の日常的なほんわかした優しさが良い

 

というものの、絵と、のんちゃんの声のすずさんのほんわかした雰囲気に、

すごく「日常的な優しさ」とでもいうものを感じて。

さらに言うならば、

戦争が始まるまでの広島や呉は、

今の街よりゴミゴミしてなくて自然が残ってる風景で綺麗で、

自然があるのに人もたくさんいて賑やかで、

っていう穏やかな世界が描写されてて。

 

「戦争がなかったら!」が考えさせられる

 

その分戦争の残酷さが引き立っている感もあります。

すずさんの台詞にもありましたが、

 

戦争がなければ能天気のまま生きていられたのに

 

という言葉が沁みます。

(すごくのんちゃんの個性が強く出たセリフで良かったですね)

今の時代、いろいろと問題はありますが、

取り敢えずのんきに生きることはできるので、

幸せだなと思います。

僕も大分のんきに生きている部類の人間です…すいません(笑)

もう本当に、今の時代に生きてる人は贅沢だと思います。

 

 

 

 

 

 

戦争の時代に生きてた人は強い

 

それに僕が昭和の戦争に関連した話を割と求めてしまう理由がもう一つあって、

それが「戦争の時代に生きてた人の強さ」なんですよね。

前にも記事にしましたが、

80過ぎた祖母がいて、

(すずさんより少し下になるのかなあ…(笑))

 

tatsuyakawakami.hatenablog.com

 

戦争の時代を生きて、

田舎暮らしで農業をしているというのもありますが、

食べ物やいろいろな物を粗末に扱わなくて、

何でもうまく利用して大事にするなあ〜、

と感心することが多いのです。

すずさん達も劇中で食べ物に困ったりして、

すごくいろいろ考えて、

現代の人にはない考え方があるな〜と思って。

 

今の時代にない助け合いの心と優しさ

 

あと、辛い時代を生きている分、

助け合いの精神が強いというか、

取り合えずみんな優しいですよね。

すずさんは優しさゆえに見てて困る様なところもありましたが…(笑)

しかし、最後の方でちょっとビックリするくらいに、

「優しいな〜」って思えることもあったんですよね。

あと、すずさんの描く絵の雰囲気がすごく良くて。

すずさんの「ほんわか感」を最大限まで出そう、

っていう気概が見受けられましたね。

 

すずさん達一家は映画の後の時代、長生き出来たんですかね〜?

そんな気持ちになります。

すずさんは大変だったろうなあ〜。

 

 

 

まとめ

 

もっと書くべき事があったんじゃないかとは思いますが、

これだけにしようと思います。

ネタバレして書けばもっと書けるかもしれませんが、

ネタバレして書ける内容って大分辛いもの…。

 

まとめると、

 

この世界の片隅に」は広島の近くの呉が舞台の町で、

のんちゃんのほんわかした声と、

 風景の穏やかな雰囲気など絵はかわいいけど、

結構残酷描写が多くてキツい。

でも、 その分リアルさと、

当時の人々の強さ、優しさ、助け合いの心がよく見えて、

さらに「もし戦争がなかったら!」という言葉に考えさせられる。

 

「まとめ」というには長いかもしれませんが、

まあまあ良く説明できてるんではないかと思います。

 

 

それでは楽しい連休をお過ごし下さい。

ただの感想になりましたが、

読んでくれてありがとうございました。