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カワタツブログ

読書、歩く事、音楽など日常身の回りにある物を。

坂口恭平「現実宿り」と河野裕「凶器は壊れた黒の叫び」について

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

今日は東京の方では雪が降ったりとか大変そうですね。

 

岡山県民としては完全に他人事ですいません(笑)

 

いやね、テレビでよく東京の事をニュースでやってますけど、

正直、

 

地方の人間にはどうでもいい

 

んですよね(笑)

いや〜、

 

「築地の汚染水がどうのこうの」とか、

都政も完全にどうでも良い

 

ですよね(笑)

別に東京の事を知らなくても生きていけますからね。

まあ、弟が東京に住んでるので、

弟の生死に関わるような事があれば気になりますね。

 

 

 

で、今日は11月に読んだ本の感想です。

 

 

 

 

 

 

 

坂口恭平「現実宿り」

 

 

現実宿り

現実宿り

 

 

久々の坂口恭平総理の新作。

小説って「徘徊タクシー」以来ですよね。

痴呆症の老人の記憶を辿って車を運転してみる、

という話なんですが、

これも面白いので良かったら読んでみてください。

 

 

徘徊タクシー

徘徊タクシー

 

 

 

で、「現実宿り」ですが、

主人公がの話だったり、

鳥に食べられた蜘蛛だったものだったり、

坂口恭平総理本人とか普通の人間が主人公の話だったり、

各方面に展開されていくという、

恭平総理ならではの不思議展開です。

 

というか、主人公っていたのかな…?

 

かなり混沌としてました。

 

いきなり最初から砂が語り手だったので、

入りにくくて掴み切れなくて困りましたが、

思う所をそのまま書いている様な書き方なのは前と変わらないな、と。

いちいちしっかり想像しながら読んでいたんだけど、

それでは読みにくくなるので、

ある程度にして恭平総理が言う様に、

 

「音楽の様に流す様に」読んだ。

 

しかしそれでも混沌とした書き方で、

恭平総理の本は大体そうなんですが、

 

読んでると脳味噌をかき混ぜられてる感じがします(笑)

 

あと、改行無しで一気に書かれているため、

中途半端なとこで途中やめにすると、

続きはどこから読んでいいのか、よく分からなくなった…(笑)

 

そこで、ページではなく必ず段落毎に、

読むのを区切る様にし、

続けて読む場合も、

一段落読んだら少し読むのを止めて頭を休める。

 

そうすると読むのがしんどくないという事を、

半分程読み進めてから発見しました。

サンプリングで作られた音楽が音の楽しい要素を、

良いとこだけ散りばめて音楽として成立させている様に、

この本は良いフレーズをバラバラに散りばめて、

一見物語として成立してない様でしっかり成立しているという危うさがあるために、

こういう読み方をしないといけない。

この読み方を見つけるまでは読むのに、

思ったよりたくさんの時間がかかりましたし…(笑)

 

しかし、途轍もなく混沌としていて、

辻褄が合わない箇所も山程あるんですけど、

 

これは全部坂口恭平総理が見た夢の話だ

 

と思えば、全部納得がいくんですよね。

夢の話にしては長すぎるけど…(笑)

 

読み終わった感想としては、正直流れを掴めたのかは分からないですが、

(細かい流れがあったのかもわかりませんが)

それでも、

 

長い旅を終えた様な

 

そんな感慨がありました。

というのも、前述しましたが、

 

これ以上ページに余白はできないんじゃないか

 

っていう位に改行されてて、

しかも、ハードカバーで286ページという分厚さなので、

読む前に大分覚悟が必要ですよ!

個人的に、翔ぶが如くや、

坂の上の雲を読んだ時に匹敵するしんどさがあった気がします…。

 

tatsuyakawakami.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

河野裕「凶器は壊れた黒の叫び」

 

 

凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)

凶器は壊れた黒の叫び (新潮文庫nex)

 

 

以前記事にもした、

「いなくなれ、群青」、「その白さえ嘘だとしても」、

「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」の三冊の続編ですが、

 

tatsuyakawakami.hatenablog.com

 

新作が出たので買ってみました。

内容ですが、

途中までやたら単調で読むのをやめようかと思いました…(笑)

 

ただ、最後の方でこれまで4冊に渡る真相が出てきました。

しかし、階段島という島が出来た経緯を説明されて、

納得が出来た結末ではあったんですが、

 

なんだかすごくあっさり終わった感じがします…(笑)

 

あと、真相が大体解明されたと思うんですが、

 

これでシリーズ完結なんですか?

 

いや、「完結」と書いてあったわけではないので、

終わったと確定は出来ないんですが、

作者の人が別に7ヶ月連続刊行中の作品を書いてると聞いて。

まあでも、続きがあったとしても、

「ここまででいいかな〜」という感じはします。

 

まあしかし、

 

この本は階段島の雰囲気と、

少年少女達の心理描写を楽しむもので、

ミステリー的要素は実際薄いのかもしれませんがね。

 

ただ、この本、

 

表紙がすごく良い…(笑)

 

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女子高生が制服のまま寝てるってのすごい良いですよね。

個人的にあまり文語では使いたくない言葉ではありますが、

 

エロい(笑)

 

 

 

 

なんと今月は2冊しか読めなかった様です(笑)

坂口恭平総理の本を読むのが難しくてほぼ半月かかったのと、

まだ24日ですが、

 

なんだか頭が疲れている気がして、

少し頭を休めるために読書を止めよう

 

という考えです。

まあ、休むのは2・3日だとは思いますが、

今月中に本を一冊読み終えるかはわからないので、

このタイミングでの記事リリースです。

休むのも大事ですからね。

ずっと走りっ放しは無理です。

20代の頃はそれがいけると思ってましたが、

30代に入ってから無理だと思えてきました。

 

というわけで、皆さん、祝日の後ではありますが、

休める時には休みましょう。

 

それでは今日はこの辺で。

今日も読んでくれてありがとうございます!