カワタツブログ

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司馬遼太郎「翔ぶが如く」は全10巻を読み終えるのに半年かかる!「」も改行も少ないけど征韓論や西南戦争について知りたい人にオススメ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明治維新から始まる「翔ぶが如く」は読み終わるのに半年かかる

 

 

司馬遼太郎翔ぶが如く」全10巻、ようやく読み終えました。

 

 

 

 

 

 

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読み始めたのは下の記事によると、2017年3月。

 

 

 

 

tatsuyakawakami.hatenablog.com

 

 

 

 

半年かかりましたね…。

こんなに長く一つの作品を読んだのは初めてかもしれません。

 

翔ぶが如く」は西郷隆盛の幼少期から始まるのではなく、

明治維新から始まります。

 

なので、大河ドラマ「西郷どん」の予習には、

難しくてすごく量がある上に、

おそらく後半からの分しか予習できないと思います!

(2018年1月15日追記)

 

 

 

 

 

 

 

誰を中心にした話?

 

この話は、

 

西郷隆盛、

大久保利通、

人斬り半次郎として名を馳せた桐野利秋

警視庁を作った川路利良

 

(作中では「としなが」、

wikipediaで調べたら「としよし」と読む事になっている)

など薩摩出身の人逹と明治政府の事を中心に書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

征韓論とは何?これを巡ってどういう対立があった?

 

4巻の辺りでは、

 

征韓論

 

(武力を持たない韓国を攻めようという論)

による推進派と反対派の対立から、

推進派の西郷が、

 

「自分はもう今の明治政府でやる事はない。

その私を大将にしていただき、

革命が終わり不要になった不平士族を率いて、

韓国に攻め入り戦場で死にたい」

 

という考え方に対し、

大久保ら反対派が、

 

「たとえ韓国を取っても、

その後欧米列強が干渉してきて、

取った領土を返す事になったり、

何の意味も無く損害しかない」

 

という考え方で対決するという物で、

反対派はヨーロッパに外遊した経験がある一方推進派は無く、

いろいろと裏で攻防があった上で反対派が勝利し、

西郷は鹿児島に帰ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

佐賀の乱から西南戦争までの大久保利通の決意は?

 

これが原因で後に西南戦争が勃発するのですが、

先に佐賀の乱が起こり、西郷と同じく下野した江藤新平が、

佐賀で不平士族を集めて乱を起こすのですが、

薩摩が同時に立ってくれるという希望的観測を持った挙兵で、

西郷ら薩摩は決起しなかったことにより、

乱は全ての権力を掌握した大久保利通に鎮圧。

江藤新平は梟首という、もはやこの時期には無かった極刑に。

 

「新政府に逆らう者は許さない、

たとえ親友の西郷であっても」

 

という大久保の見せしめの行為でした。

しかし、「征韓論」って言葉、

歴史の教科書では、ほんの数行で片付けられてると思うんですが、

細かく書かれていると流れが分かりやすくて面白いです。 


 

 

 

 

 

 

 

翔ぶが如く」の3つの主題は?

 

 

この記事は「翔ぶが如く」全10巻を見事に読んだ人が、

検索してこの記事に辿り着いてくれた時のことを思って書いています。

 

長いトンネルを抜けた様な今の気分ですが、

「ああ〜、終わったなあ〜、寂しい!」とも、

「これで久々に別の本が読める!」とも思えて複雑。

 この本は、

 

征韓論についての論争と西郷どんの下野

台湾征伐とそれに関しての清との交渉

西南戦争

 

この3つの事件について書いてあるんですが、

西南戦争の話が10巻の終わりの方まで続くのです。

で、西郷どんが城山で死んで、

その直後に大久保利通が暗殺されて、

警視庁を作った川路利良がその少し後位に死んで。

文中にもありましたが、

 

互いの屍を重ねる様に死んでいった。

 

上手い事説明できないのですが、

維新という大業を成し遂げ、官賊に別れて戦い、

最後西郷どんが死んだ時には大久保さんも川路さんも

 

「西郷を殺したのはオレだ」

 

と思って悔やんだそうです。

同じ薩摩の仲間意識からでしょうが、

なんでしょう、本当に上手く書けませんが、

 

「お疲れさまでした!」

 

と思えます。

上から目線で偉そうでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

結局「翔ぶが如く」はどんな小説?

 

しかし、正直読み終わるまでしんどかった。

「」のある会話すらあまりなかったですからね…(笑)

もし、これから読む人がこの記事を読んでくれていたら、

 

「」が無くて、いろいろな事に対する説明ばかりで、

文がなかなか改行されずギッシリ詰められて、

なおかつ登場人物がやたら多くて把握仕づらい

 

小説だという事を強調しておきます。

覚悟が要りますよ〜(笑)

 

逆に司馬さんは、この本を書くのに4年を費やしたそうですし、

一番調べて書いた小説でもあるんでしょう。

こちらにも「お疲れさまでした」と言いたいです。

 

で、これからまた気楽に一冊一冊読んでいく生活に戻りたい。

本のレビューの記事もまた書いていきますので、

よろしくお願いします。

 

それでは、今日はこの辺で。

明日は休みなので、また書けると思いますので。

読んでくれてありがとうございます!

おやすみなさい!