カワタツブログ

読書、歴史、音楽、旅行他、いろいろ手を出す雑記

信虎の印象が変わる?登場人物に感情移入し過ぎて辛い、武川佑「虎の牙」とは?

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

昨日「良いお年を」とか言ってなかったっけ?

 

と思ってくれた人はありがとうございます(笑)

昨日ので今年最後の記事の予定でしたが、

直後に1冊おもしろい本を読み終えたので、記事にしたいと思いました。

読んだのは、

 

武川佑さんの「虎の牙」。

 

 

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「虎の牙」の主人公は誰?どんな小説?

 

武田信虎ってご存知ですか?

武田信玄の父で、気分次第で家臣を斬り殺したりして、

実の子の信玄に追放されちゃう人なんですね。

その信虎と山の者のアケヨ

下総の千葉家を追い出されて武田家臣になった原虎胤(とらたね)、

 この3人を中心にこの物語は展開されます。

 

信虎の時期の武田家が甲州の諸豪族や北条・今川家などと戦う様子を、

山の神などのスピリチュアルな存在を交えて展開する、

歴史小説に少しファンタジー感を加えたような感じの小説です。

 

 

 

 

 

 

 

 

読んでみてどう思った?

 

しかし、読後の感想をもう言ってしまうならば、

 

アケヨや虎胤などの登場人物に感情移入し過ぎて、

最後が寂しい、辛い。

 

でしょうか。

歴史もの、特に戦国ものにはよくある話ですが、

 

主人公が若い頃から成長・出世して、

主家を助けて一緒に成長する

 

という話。

こういう話は主人公の成長が読んでる側も嬉しく、

主人公が辛く困難な目にあった時は自分も辛くなり、

困難を乗り越えることにより一緒に困難を乗り越えたように感じるものですよね。

信虎とアケヨ、虎胤がよくケンカするので、

仲直りする度に「良かったなあ〜!」と思ったもんです。

 

 

 

 

 

 

 

武田信虎の印象が変わった?

 

あと、小説とはいえ、

 

武田信虎の印象も少し変わった

 

と思います。

 

暴君なだけではない人なんじゃないか?

 

と思わせられました。

もちろん小説なので、しかも主人公の1人、

ある程度脚色はされていると思うんですが、

作中で武田家臣が、敵対する豪族や北条氏の家臣に向けて、

 

「お屋形様が本当に暴君なだけの人なら、

付いていくわけがない!」

 

みたいな台詞が出てくるんですよね。

家臣は信虎がどんな人かをよくわかっていて、

信虎は慕われていた。

 

人を簡単に斬るのは事実だったと思うんですが、

信虎の時代には信玄の時代のように甲斐は統一されておらず、

今川や北条からも圧迫され、

 

信虎はその内外各方面と戦うストレスと戦っていたから、

暴君になってしまった

 

わけで、そこも考慮に入れてあげた方がいいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、

 

信虎はツンデレ

 

なのがこの作品での魅力だと思います(笑)

 

家臣にキレたかと思ったら、後ですごく優しくする

 

とかそんな行為が多いです。

戦国ものの歴史小説では珍しく、作者が女性なのも、

全体的な優しさを感じさせられる要因でもあるでしょうか?

その割に戦場の過酷さもしっかり描かれていました。

 

まあ、これ以上具体的に書くとネタバレになってしまうんで、

続きは本を読んでくださいね!

 

 

 

 

虎の牙

虎の牙

 

 

 

 

 

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それが面倒でこのままやってます…(笑)

 

 

 

 

終わりに

 

いやしかし、「虎の牙」は本当におもしろかったです!

この記事が今年最後の予定ですが、

外出せず読書三昧なので、また年内中に1記事書くかもしれないです(笑)

年内の休みは今日までなんですが、

1/1・2が飲食店員には珍しく休みなので。

「良いお年を」はもう良いですよね(笑)

それでは、今回も読んでくれてありがとうございます!