カワタツブログ

たた見たもの。いろいろなもの。

「宇喜多の捨て嫁」を読んで

なんと3日連続の投稿。

ブログのネタがある時は結構溜まってしまう様ですな。

で、



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久々に歴史小説を読みましたが、

これは地元岡山の大名宇喜多直家を題材とした話で、

すごく面白かったです!

 

 

 

 

 

 

 

視点が次々と変わる短編形式

 

最初は直家の娘の於葉(およう)の話で、

このまま話が進むかと思いきや、

途中でこの話は終わって、

短編形式に。

 

しかし、次の話は直家の夢の中で、

子供の頃の話になり、

その後直家の主人・浦上宗景や、

その子松之丞(まつのじょう)

最後に室津浦上家の家老で小鼓の名手・江見河原源五郎と、

視点を変えて宇喜多直家の話が描かれています。

 

短編なんですが、

伏線の回収があって非常におもしろい。

もちろんどういう伏線があるとかは言えませんが…。

 

 

 

宇喜多直家を題材にしたハードな小説

 

しかし単純に、宇喜多直家を、

幼少の頃から題材にした小説って、

今まで読んだことがなかったので面白かったです。

 

 

 まあ、漫画ならあるんですけどね。

 

 

劇画戦国武将・宇喜多四代 (吉備人選書)

劇画戦国武将・宇喜多四代 (吉備人選書)

 

 

これも結構面白くて、

僕も持ってます。

しかし、漫画なだけあってライトな話で、

小説の方はこれより一層ハードな話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな風にハード?もしくはライトも?

 

祖父を殺されて宇喜多一家が身を寄せた、

 

阿部禅定がかなり鬼畜なやつ

 

だったりとか。

 

後で直家の味方になるとは思えないほど、

ひどいやつでした。

 

まあ、どうひどいかは小説を読んでみてください。

 

逆に、

 

祖父の能家(よしいえ)を殺した島村貫阿弥は、

主命で能家を殺しただけで実は良い人

 

で、

直家に初陣の手柄を譲ったりとか、

ハードがライトになる部分も多少はあります。

 

あとやはり、

 

義父の中山信正を討ち取る所は辛い…。

 

これで父を殺された直家の妻は、

直家と言葉を交わすこともなく自害してしまうんですね。

 

また娘を嫁に送った家を滅ぼしたりとか、

戦国時代らしいハードさが強調されてる気がします。

 

あと、

 

主人の浦上宗景がかなりクソ

 

ですが、

こいつが直家をひどい目に合わせなければ、

逆に直家がのし上がることもなかったのかな…。

 

 

 

 

 

宇喜多の捨て嫁 (文春文庫)

宇喜多の捨て嫁 (文春文庫)

 

 

 

 

 こんな感じです。

岡山の大名、梟雄と呼ばれる宇喜多直家に興味がある人は、

読んでみてください。

 

 

 

地方の大名の話が読みたい

 

しかし、もう信長とか秀吉とか、

戦国期の有名な話はもう聞き飽きた気がするので、

地方の大名の話が読みたいですね。

立花宗茂とか。

 

何かおもしろい地方の大名の小説があれば、

教えてください!

 

 さて、いつもより少し短いですが、

今日はこの辺で。

読んでくれてありがとうございます!